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CentOS 8 StreamにApacheとPHPを入れよう。

2021年10月27日 · コメント(0) · Apache, PHP, Server

今更の感があるお題ですが、ちょっと躓いたので初心者向けに書いてみます。
標準でインストールするとApacheは「2.4.37」がインストールされます(2021年10月26日時点)

「2.4.6」まで手順も確立されていて安定だったのですが、いきなりhttp2対応バージョンです。
インストール後に設定ファイルがどうなっているのかを確認してみましょう。

インストールはコマンド一発です。(簡単になりましたね)
>dnf install httpd php

今までの苦労が嘘のようです。
インストール後に「/etc/httpd」フォルダを見てみましょう。

Apache

1.「httpd.conf」
こちらはシンプルな内容で特筆すべき点は何もありませんでした。
各モジュールが読み込めるように「conf.d」、「conf.modules.d」に存在するファイルをインクルードするように記述されてます。

2.「conf.d」フォルダ内

Apache

「Readme」を除くと4ファイルですか。。。
少ないぞ(

今回はPHPとの連動がテーマなので、「php.conf」を覗いてみましょう。

php.conf

Addタイプでphpを指定しています。
「AddType text/html .php」

これはお約束ですね。
「DirectoryIndex index.php」

「<IfModule !mod_php5.c>」の中にPHP7を内包する何か無理矢理感が凄いですw
しかし、この中に「php-fpm」を指定しています。これはApacheがMPMモードで起動している為、必要な設定です。

php.conf

ここは違和感の無い構成で、最小構成ですね。
他のファイルを確認しましたが、PHPに影響するような記述は無いようです。
「conf.d」フォルダ内は、これだけ抑えておけば良さそうです。

3.「conf.modules.d」フォルダ
さて、最後のフォルダですがどうでしょうか?

Apache

11ファイルありますね。
①「00-base.conf」は必要なDLLを指定するファイルですので、ここに記述されていないかコメントされていると使いたい機能が動きません。
②「00-mpm.conf」はMPMモードで起動する上で必須です。
③「10-h2.conf」はhttp2モードに必要です。
④「15-php.conf」が不可解ですが、これ必要なんでしょうか?

④については、不要と言うか無効でした。(まぁそうですよね。)

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